計算状態図データベース (CPDDB)
計算状態図データベースでは、CALPHAD法による熱力学解析により得られた各相のギブスエネルギー関数をまとめたデータベースファイル(TDBファイル)を集録しています。このTDBファイルと熱力学計算ソフトウェアを用いることで、各種熱力学量、相平衡、状態図を求めることができます。現在500種類以上の一元系、二元系、多元系合金状態図のTDBファイルが集録されています。
状態図の新たな表現方法として、相境界・相領域をデジタル化したファイル(PDDBファイル)の集録を開始しました。これにより、相境界を計算ではなく検索で求めることが可能となり、さらに熱力学量データのレイヤーを重ねてゆくための「デジタル材料地図」への基盤となります。PDDBファイル(JSON形式)を使用するにはDigiPDプログラムが必要となります。デモ版を本ウェブサイトからダウンロードしてお使いください。